PFS・SIBは公共サービスをより成果志向に変革していくことを目的とした新しい仕組みです。 SIIFは日本におけるPFS・SIB導入をリードしてきた立場として、モデル案件の組成だけでなく、知見の共有や政策提言を通じて公助のパラダイムシフトを目指しています。
成果連動型民間委託契約(PFS)とは事業の成果に連動して、委託料の最終支払い額が決まる、民間への行政サービスの業務委託契約です。SIB (Social Impact Bond) は、民間からの外部資金調達を伴う成果連動型民間委託契約を指します。
2017年に兵庫県神戸市および東京都八王子市で組成されたものが初の本格的な事業で、2019年時点で全国の地方自治体を中心に20件程度のPFS・SIBの事業が組成され、累積投資額は約9億円に達しています。
大腸がんの早期発見・早期治療による市民の健康寿命の延伸、また、市民・行政双方にとって、医療費負担の抑制を目指しています。
事業期間
平成29年度(3年案)
連携自治体
東京都八王子市
目的
大腸がん検診・精密検査受診率向上
資金提供 9,762千円
大腸がん検診受診者数及び精密検査受診率を向上することで早期がん発見による県民のがん死亡者数の減少、生活の質の維持・向上、医療費適正化を目指しています。
事業期間
平成30年度(3年間)
連携自治体
広島県6市町村
目的
大腸がん検診率向上
資金提供 22,294千円
市民に対して、運動、栄養・食生活の改善、社会参加(生きがいづくり)の継続を促して、医療費適正化を目指しています。
事業期間
平成30年度(5年間)
連携自治体
岡山県岡山市
目的
健康増進
投資家として
資金提供 370,388千円
中間支援組成として
禁煙によって喫煙・受動喫煙による健康の悪化を予防し、医療費及び介護給付費の適正化を目指しています。
事業期間
令和元年(3年間)
連携自治体
大阪府豊中市
投資家として
資金提供 61,000千円
中間支援組成として
医療機関未受診者や治療中断者の糖尿病性腎症のステージ進行、人工透析移行等を防ぐことにより、患者の生活の質を維持・向上させるとともに、さらなる医療費の適正化を目指しています。
事業期間
平成29年度(3年間)
連携自治体
兵庫県神戸市
目的
糖尿病性腎症重症化予防
投資家として
資金提供 34,063千円
中間支援組成として
SIIFは三菱UFJリサーチ&コンサルティングの協力のもと、SIBに関する2本の報告書をWEBで一般公開しています。