東京都八王子市「大腸がん検診率向上」SIB事業 ケーススタディ
東京都八王子市の大腸がん検診・精密検査受診率向上SIB事業に出資
PFS・SIB 行政との連携事業
市内の大腸がん検診対象者に対して受診勧奨を実施し、受診率向上や精密検査受診率向上を目指し、SIBが導入されました。
SIIFは、このプロジェクトに出資を行いました。
大腸がん検診・精密検査受診率向上事業の概要
社会的課題及びその背景
科学的根拠に基づくがん検診は、住民の死亡率を減少させ、かつ、検診を受診するメリットがデメリットを上回り、国の指針により実施が推奨されています。大腸がん検診もその1つに位置付けられ、八王子市においても、様々な受診勧奨を実施し、新規・継続受診者の確保に努めています。一方で、未受診、不定期受診者層への対策が課題となっており、また、大腸がんの精密検査受診率は 80%前後で推移しており、国の目標値 90%に近づける必要があります。
また、義務的・固定的経費が膨らむ地方公共団体の財政において、医療費の削減、また、予算の適正な執行により、財源を確保し、他の行政サービスに展開していく必要があります。
- 事業名
- 大腸がん検診・精密検査受診率向上事業
- 事業費(契約金等)
- 9,762千円
- 事業期間
- 平成29年度(3年案)
- 目指す成果
- 目指す成果 大腸がんの早期発見・早期治療による市民の健康寿命の延伸、また、市民・行政双方にとって、医療費負担の抑制を目指しています。
- SIIFの役割
- <投資家として>
資金提供